損害額の算定基準その3 〜弁護士基準・裁判基準・赤い本・青い本その1〜

hanya.jpg弁護士基準裁判基準とはどんなものですか?

 


01dog.jpg弁護士基準とは弁護士が損害算定に用いる基準であり,裁判基準とは訴訟で裁判所が損害算定に用いる基準のことだ。両者で若干ニュアンスが異なるが,弁護士基準裁判基準は基本的に同じものを指す。


hanya.jpgその基準は自賠責基準のように何かに規定されているのですか?

 


02dog.jpg自賠責基準のような法的な規定ではないが,「赤い本」と「青い本」に書かれている基準のことを弁護士基準裁判基準と呼ぶことが多い。正式には,「赤い本」は『民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準』,「青い本」は『交通事故損害額算定基準』という書籍で,前者は日弁連交通事故相談センター東京支部が毎年,後者は同センターが隔年で,それぞれ編集・発行している。


aryarya.jpg赤い本」と「青い本」はどう違うのですか?

 


03dog.jpg慰謝料等の基準額に若干の差があるほか,編集・発行元の関係で「赤い本」は東京基準,「青い本」は全国基準と言われることがある。また,「青い本」のほうがやや被害者寄りの裁判例を載せているとか,損害算定の趣旨を詳しめに記載しているなどの特徴がある。

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